宮里藍、申智愛どちらが世界No1?
2日の日曜日に終了した国内女子ツアーのサイバーエージェント レディスゴルフトーナメントとUSLPGAツアーのトレスマリアス選手権。
サイバーエージェント レディス ゴルフトーナメントでは申智愛が優勝。
トレスマリアス選手権で引退したロレーナ・オチョアを抜き、ついに世界ランキングでトップに立ちました。
今回はトレスマリアス選手権でシーズン3勝目を飾り最もホットな選手と言える宮里藍と、昨年のUSLPGAツアーの賞金女王、世界No1ゴルファーの申智愛どちらが最強の選手かを考えてみたいと思います。
先ずは宮里藍についてから。
女子ゴルフ界がパワーゲームになったのは、およそ10年程前。
アニカ・ソレンスタムがトレーニングにより肉体改造を果たし、一時期カリー・ウェブに譲り渡していた世界No1の座を取り戻した頃から、選手のトレーニングへの意識は大きく変わってきたと言えます。
ゴルフチャンネルのインタビューで、宮里藍が開幕からの2連勝を飾ったことで、世界のトップに立てるかということについて、解説者としてお馴染みのジュディ・ランキンが、可能性は否定しないが飛ばし屋の方が有利ではという話をしていました。
実際、申智愛は飛距離を重視したようなスイング改造に取り組み、昨年よりスイングスピードが上がった印象がありますし、先週は結果も残しました。
しかし私は今のUSLPGAツアーでは飛距離よりも大事な物があるのではないだろうかと思っています。
ここまで開幕から6試合。アメリカ本土で行われた試合はわずかに2試合です。
多くの方がご存じの通り、不況の経済情勢を受けUSLPGAツアーは試合数が減少。
海外での試合数が増えています。
このような中、過去15年間、中継でしかないですがヨーロピアンツアーを見てきて、現在のUSLPGAツアーでは様々な状況での適応能力が一番大事なのではと考えています。
もちろん飛距離は重要ですが、熱いタイ、シンガポールでの開幕戦からの2試合では厳しいラフへの対応やきつい芝目のグリーンなどの要素を克服したからこそ、飛ばし屋のスーザン・ペターソンらを宮里藍が抑え、優勝できたのだと思っています。
また今後の試合開催地域を見ると、今回勝利を飾ったメキシコで2試合、マレーシアのお隣シンガポールで1試合、さらに昨年初優勝を飾ったフランスでのエビアンマスターズ、過去数年好成績を残している全英リコー女子オープンと、アメリカ国外での試合での相性を考えると宮里藍のロレックス プレーヤー オブ ザ イヤーの可能性は高いと言えるのではないでしょうか。
一方の申智愛ですが、先週は有村智恵、古閑美保、飯島茜と日本のトッププレーヤーを粘り強いプレーで振り切っての勝利。
私は会場の鶴舞CC (千葉)に行ってきましたが、ラフはさほど深くなく、距離も短いのですが、ドッグレッグや傾斜など、本当にショットの精度が要求されるコースで難しいなと感じました。
中継で見るよりも傾斜はかなり厳しいです。
ロレーナ・オチョアの引退試合に参戦せずに、国内女子ツアーに出場。
喫する思いは強かったはずですし、難コースを制しての優勝は本人にとって大きな自身になったのではないでしょうか。
ここまで2人のプレーについて書いてきましたが、現時点で2人を比べると宮里藍が昨年賞金女王に輝いた時の申智愛の3勝をすでに達成と一歩リードといった印象があります。
ですが来月のメジャー第2戦のLPGAチャンピオンシップ向け、2人とも調子を上げてきているのも事実。
今年のロレックス プレーヤー オブ ザ イヤーは2人のマッチレースになるのは間違いありません。
ますますUSLPGAツアーから目が離せません。
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